冬の香り
遠くに映る 景色はもうまぶしくて
音は響くよ 君を連れて彼方へと
いつからだろう ため息も曇って
広がる荒野で いつまでもたたずむ

そっとそっと築いた関係を 簡単に傷つけるんだ
そんな今を 無情にも この胸で受け入れていくんだ

雪道すぎさったあと 涙で前が見えない
あの灯りまでつきたいのに何故だろう

劈くような冬の香りを嗅ぎながら
心に染まる悲しみをしまいこんでる

ずっとずっと描いた風景は どこにも見つけられない
そんな今を 無情にも この足で歩いていくんだ

粉雪舞い落ちる 涙も凍り落ちてゆく
楽しかった 思い出さえもうそのようで

僕が見てた幸せの未来は 夜の果てに落ちる

遠くに映る景色はこの目に映らなくて
悴む手でつかんだのは幻

君がくれた 温かいココロ 今は 冷えて 消えた
忘れないよ こんなに過ごした 日々をずっといつまでも
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